ロジランド、埼玉・羽生で物流施設3棟開発プロジェクトの第1弾が竣工

ロジランド、埼玉・羽生で物流施設3棟開発プロジェクトの第1弾が竣工

2・4万平方メートル、大手日用品メーカーが全体使用

ロジランドは11月11日、埼玉県羽生市で物流施設「LOGILAND(ロジランド)羽生Ⅰ」が10月29日に竣工したと発表した。

同社は東北自動車道や圏央道が通り、首都圏全域へのアクセスの良さが期待できる羽生市内で物流施設を計3棟開発するプロジェクトを進めており、今回が第1弾の完成となる。

鉄骨造の地上2階建て、延べ床面積は2万4389平方メートル。大手日用品メーカーが1棟借りし、自社物流拠点として運用を開始している。

東武伊勢崎線の南羽生駅から約1・3キロメートル、東北自動車道の羽生ICから約6キロメートルに位置。国道122号線に面している。

市街化調整区域で開発許可と農地転用許可を取得し、今回の案件を開発。倉庫運営者の要望を受け、倉庫内に危険物倉庫を設置し、引き渡した。

同市内では「LOGILAND羽生Ⅱ」(地上3階建て、延べ床面積2万4991平方メートル)が2022年2月末、「LOGILAND羽生Ⅲ」(地上4階建て、延べ床面積3万5828平方メートル)が同7月末にそれぞれ竣工する予定。

ロジランドは「引き続き関東、関西、中部、九州を中心に約5000~1万坪の中規模の開発を年間300億円程度手掛けていく方針で、コンセプトの1つの、テナントに寄り添った使い勝手の良い物流施設を最適地・適正賃料で提供していく」と説明している。


「LOGILAND羽生Ⅰ」(ロジランド提供)

(藤原秀行)

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