ロジクエスト、電帳法対応でウイングアーク1stのクラウド活用ペーパーレスソリューション導入

ロジクエスト、電帳法対応でウイングアーク1stのクラウド活用ペーパーレスソリューション導入

委託ドライバーからの月報兼請求書7000枚で実現、大幅に業務効率化

ウイングアーク1stは11月18日、配送代行・緊急配送・国際輸送を展開するロジクエストが、電子帳簿保存法に対応する請求書のペーパーレス化に当たり、ウイングアーク1stの文書活用ソリューション「SPA Cloud」を導入したと発表した。

ロジクエストは、配送代行・緊急配送・国際輸送の3事業でバイク・自転車・四輪・ハンドキャリーの4種類の配送手段を活用、全国展開している。このうち配送代行サービスは全国の委託ドライバーから月7000枚の月報兼請求書を受領。多くの紙の帳票を倉庫に保管しており、全国の各支店によって管理フローが異なるため、原本の所在が分からなくなったり、過去の書類を探すのに数日以上の時間を要したりしていた。

そこで、業務効率化を目的とした全社のDX推進プロジェクトの一環として、各種帳票のペーパーレス化に取り組み、2022年1月に改正を控える電帳法に対応するため、月報兼請求書をはじめとする帳票の電子保管を進めるに際し「SPA Cloud」を導入した。

SPA Cloudの活用で月7000枚の月報兼請求書のペーパーレス化を実現。月報兼請求書の紙保管に使用していた倉庫保管に伴うコストも削減できたほか、荷主企業からドライバーの過去の日報確認依頼が来た際の書類検索を容易にし、経理部の監査対応で書類を探す業務は大幅に効率化された。

今後は契約書、納品書、見積書など、電帳法の対象になる帳票の電子化を進めることに加え、e-文書法に該当する人事データの書類の保管にも「SPA Cloud」の活用を検討している。

(画像はウイングアーク1st提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事