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名鉄運輸、オプティマインドと連携しAI活用した効率的な配送ルート自動作成システム導入へ

名鉄運輸、オプティマインドと連携しAI活用した効率的な配送ルート自動作成システム導入へ

22年4月めど、DX化でドライバーの負荷軽減と生産性向上目指す

名鉄運輸が、物流事業のDX化を加速する。新たに名古屋大発のスタートアップ企業オプティマインドと組み、AIを活用した効率的な配送ルートの自動作成に乗り出すことが分かった。

名鉄運輸は2021年度にスタートした現行の中期経営計画で、スローガンとして[Connect、Support & Innovate]を掲げ、その一角に自動運転の活用やDXの推進を図る「Innovate」を盛り込んでいる。

AIなどの先進技術を駆使して業務の自動化・効率化を追求した“未来型物流”を確立。従業員1人当たりが業務で生み出す付加価値を高め、一部は給与水準アップなどの形で還元、事業基盤の強化を図る構えだ。


配送にAIを導入へ

オプティマインドはラストワンマイル領域に特化した配送経路最適化サービス「Loogia(ルージア)」を展開。全国のトラック走行データを踏まえ、配送の順番や配車の計画を提案しており、日本郵便や佐川急便、ローソン、イケア・ジャパンなど100社以上が活用している。

同社がオプティマインドと連携し、今年10月にオプティマインドの技術を生かしたルート自動作成システムの実証実験を東京と大阪の名鉄運輸支店2カ所で行った結果、配達のリードタイムを5~10%程度短縮できたという。

名鉄運輸は2022年4月の導入を目指しており、まず3大都市圏の30拠点程度で順次利用を始めていくことを想定しているもようだ。ドライバーの経験に大きく依存していた配送ルートの作成をAIで迅速かつ高精度に行えるようにし、ドライバーの負荷軽減につなげることを念頭に置いている。

名鉄運輸は他にも、荷物の集荷先に最も近いドライバーを自動的に判断し、向かわせるよう指示するシステムの導入を検討している。現中計では“未来型物流”のイメージとして、配送の送り状のデジタル化、AIを使ったドライバーの居眠り運転などの防止、VR(仮想現実)を生かした安全運転教育も例示しており、実用化を検討していく方針だ。

(藤原秀行)

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