中山間地で省人化のモデル確立目指す
日本郵便は11月30日、東京都奥多摩町で、ドローンと配送ロボットを組み合わせて郵便物などを配達するトライアルを12月1日に始めると発表した。
ACSLやZMP、奥多摩町と連携。中山間地への配達で省人化するモデルを確立したい考えだ。
ドローンはACSLの「PF2」、配送ロボットはZMPの「DeliRo(デリロ)」をそれぞれ活用。奥多摩郵便局から中継地点まで配達車両で運んだ後、配送エリアで約2キロメートル離れた引き継ぎ場所へドローンで配送する。そこからDeliRoが約200メートル先の配達エリアへ届けるとの流れを想定している。
日本郵便は既に、ドローンと配送ロボットそれぞれを使った配達の実用化に取り組んでいる。両方を活用することで、配達できるエリアをより広げたい考えだ。
活用するドローンと配送ロボット(日本郵便プレスリリースより引用)
(藤原秀行)