22年2月開催の「ロジスティクスソリューションフェア」、会場とオンラインの両形態で同時開催

22年2月開催の「ロジスティクスソリューションフェア」、会場とオンラインの両形態で同時開催

JILS初、出展者と来場者がネット経由で商談やメッセージやり取り可能に

日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は12月1日、2022年2月1~2日に東京都江東区晴海の東京ビッグサイトで開催する大型展示会「ロジスティクスソリューションフェア2022」に関するメディア向けオンライン説明会を開催した。

同フェアは物流に関する先端技術などを紹介するのが目的で、6回目となる今回は「ロジスティクスのDXがサプライチェーンを牽引する~ニューノーマル時代のSDGsを実現するために~」をテーマに設定。オンラインを含めて54社が出展し(共同出展を除く)、会期中に1万人の来場を見込む。

今回はJILSの展示会で初めて、会場とオンラインの両方の形態で開催。資料のダウンロードなどにとどまらず、オンライン上で直接商談を行えるほか、出展者と来場者がメッセージのやり取りを行えるようにする。リアルタイムで講演を聞いたり、会期終了後にオンラインでセミナーの動画を視聴したりすることも可能。

同フェアの実行委員長を務めるNECの武藤裕美交通・物流ソリューション事業部ソリューション推進部長は「いかに持続可能なロジスティクスを維持していくかが今後の産業界の発展を大きく左右する状況になっていると思われる。課題への早急な対応が求められている中で、これからは新たなテクノロジー、新たなソリューションの革新的な活用が重要になってくる」と指摘。

業務や機能の標準化などにロジスティクス関係者が一丸となって取り組む重要性を訴え、同フェアがその端緒となるよう意気込みを示した。


19年の前回開催時の様子

(藤原秀行、写真は川本真希撮影)

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