米テキストロン・アビエーション、新型セスナ初号機をフェデックスに納入

米テキストロン・アビエーション、新型セスナ初号機をフェデックスに納入

最大航続距離1670km、LD3コンテナ3つを取り扱い可能

米航空機メーカーのTextron Aviation (テキストロン・アビエーション) は5月17日、米フェデックス・エクスプレスに新型の双発汎用ターボプロップ機セスナ・スカイクーリエを初納入したと発表した。

フェデックス・エクスプレスがセスナ・スカイクーリエのローンチカスタマーとして発注した50機の貨物仕様機の1機目となる。新型機は今年3月に米連邦航空局(FAA)の型式証明を取得した。

最大航続距離は900カイリ(約1670キロメートル)で、最大LD3コンテナを3つ取り扱うことが可能。乗り降りしやすい大きなドアとフラットフロアのキャビンを備え、積載能力は6000ポンド(約2.7トン)。

フェデックスは1980年代半ばに最初のセスナ機を受領して以降、40年にわたり両社は協業関係を続けている。新型機は業界標準の梱包済み貨物コンテナを搭載できるよう設計されている。


新型機(テキストロン・アビエーション提供)


 
(藤原秀行)

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