ラサール、大阪・住之江の湾岸エリアで5万㎡の物流施設開発

ラサール、大阪・住之江の湾岸エリアで5万㎡の物流施設開発

23年3月末竣工見込む、都心から10キロメートルエリア

ラサール不動産投資顧問は12月16日、大阪市住之江区の大阪湾岸エリアで新たな物流施設「(仮称)大阪住之江物流センター計画」の起工式を行ったと発表した。

地上4階建ての鉄骨造、ボックス型で延べ床面積は4万9668平方メートルを計画。年明けの1月に着工し、2023年3月末の竣工を見込む。

1階に3面接車可能なトラックバースを備え、倉庫の梁下有効高さは5.5メートル以上を確保。荷物用エレベーターを4基、垂直搬送機を6基設置し、効率的な荷役業務を可能にする予定。

BCP対策として、共用部・荷物用エレベーターなどの電力を72時間程度維持する非常用発電機を設置。キュービクル(高圧受変電設備)や室外機など各種設備機器を同社の想定浸水ラインよりも上部に設置して、災害時のオペレーションへの影響を抑制する。

環境面では、倉庫内にLED照明や人感センサー、節水型衛生器具を配置するなど、省エネと環境負荷低減に努める。

阪神高速道路15号堺線の玉出ICから約2.5キロメートル、大阪南港から約6キロメートル、大阪都心部から約10キロメートル、大阪メトロ四ツ橋線の北加賀屋駅から約1.5キロメートルに位置。大阪都心部からのアクセスの良さと人口の多いエリアに位置していることから、従業員の確保が比較的容易とみられる。倉庫や事業所などが集まる工業専用地域のため、24時間365日のオペレーションが可能。


(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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