依頼完了から最短30分、22年春の提供開始目指す
エニキャリは12月21日、近距離おつかいサービス「anyCo(エニコ)」のβ版アプリを同日リリースしたと発表した。
anyCoは近距離間で今すぐ届けてほしい物の即時配送をスマホアプリで手軽に依頼できるサービス。2022年春の製品版アプリ提供開始を目指し、安定稼働や利点を検証し課題を洗い出す。併せて、配達パートナーも募集している。
製品版アプリの提供開始に先行して、22年1月には企業向けの「anyCo for BIZ(エニコフォービズ)」のスタートを計画している。
anyCoで取り扱う物としては、クリーニング済み衣類の受け取り、店舗に忘れた物の回収、取り置きやモバイルオーダーした商品の受け取りなどを想定。自転車で配送するため、これまでタクシーを使っていたシーンを代替できるといったことを見込んでいる。
利用する際はスマホのアプリに集荷先や配達先、荷物を入力する。荷物の最大サイズは30センチメートル×30センチメートル×40センチメートル、重さは5キログラムに設定。配送依頼の完了から最短30分で届けられる。対象エリアは東京23区の主要部。
※画像はいずれもエニキャリ提供
(藤原秀行)