オカムラ、スタートアップ企業が借りやすい「サブスクオフィス」提供へ

オカムラ、スタートアップ企業が借りやすい「サブスクオフィス」提供へ

ボーンレックスと合弁会社設立、家具やWi-Fiも利用可能

オカムラは12月23日、新規事業創出支援などを手掛けるボーンレックスと連携し、スタートアップ企業向けにサブスクリプション形式で家具付きオフィスを提供するオフィスサービス事業を展開すると発表した。

両社の合弁で11月、同事業を担う新会社「NovolBa(昇る場)」を立ち上げた。

成長が速いスタートアップ企業は、短期間でオフィススペースの拡大を迫られるが、現行のオフィス賃貸契約では対応が難しく、家具類の調達なども負荷が大きいのに対応。家具やWi-Fi環境を備え、月額の定額利用料と水道光熱費などの実費でオフィスを貸し出す。入退去の工事も不要で、スタートアップ企業が最小限の手間で入居できるようにする。

ホワイトボードやプリンターも設置。オプションでリフレッシュやミーティング用のスペースも提供する。賃貸オフィスは2年契約で6カ月前の退去予告が一般的だが、NovolBaとの契約は6カ月ごとに更新、3カ月前予告で退去が可能と設定している。

NovolBaの鄧雯(トウ・ブン)社長は「スタートアップがより活躍できる世の中になれば、起業したい人や、挑戦したい人が増え、誰もが挑戦できる環境を作れるのではないか、スタートアップがもっとたくさん生まれるのではないかと考えています。もっと起業しやすく、より成長できるよう、スタートアップや起業家の皆さまの力になりたい!と思っています」とコメントしている。

(オカムラ提供)

(藤原秀行)

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