異常気象時の運行停止など国交省通達基準に該当区間を表示
ナビタイムジャパンは1月17日、トラックドライバー専用アプリ「トラックカーナビ」に関し、大雨などの自然災害時の防災機能として「防災チェッカー」「防災ガイダンス」などを同日追加したと発表した。
「トラックカーナビ」は昨年9月、「地点の気象警報情報」と「トラック防災手帳」の提供をスタート。今回は自然災害時の防災機能第2弾として、ルート上で国土交通省が通達している異常気象時の運行停止など危険回避措置を講じる目安に該当する区間を視覚的に表示する「防災チェッカー」と、現在地から10キロメートル以内に前述の異常気象時の措置の目安に該当する区間がある際、音声ガイダンスで危険であることを知らせる「防災ガイダンス」の両機能の提供を新たに始めた。
併せて、「地点の気象警報情報」に雨量と風速を値で表示する機能を加えた。
出発前だけでなく走行中でもルート上の気象状況を確かめられるようサポートし、ドライバーの安全確保や、災害時でも持続可能な輸送の維持を実現していきたい考え。
防災チェッカーの画面イメージ
風量と風速の値表示のイメージ(いずれもナビタイムジャパン提供)
(藤原秀行)