GLRインベストメントとゴールドマン・サックス、大阪・和泉市で10万㎡の大型物流施設開発に本格着手

GLRインベストメントとゴールドマン・サックス、大阪・和泉市で10万㎡の大型物流施設開発に本格着手

24年5月末竣工見込む、大阪市中心部まで30分

物流施設に特化した不動産コンサルティング事業を展開しているジーエルアール(GLR)インベストメントは1月27日、ゴールドマン・サックスグループと共同で、大阪府和泉市で新たな物流施設「(仮称)和泉市あゆみ野一丁目プロジェクト」に本格着手すると発表した。1月26日に現地で地鎮祭を開催した。

新施設は地上4階建て、延べ床面積は約10万532平方メートル(約3万411坪)を計画。ランプウェイ付きで、竣工は2024年5月末を見込む。

阪和自動車道の岸和田和泉ICから約550メートルと至近。大阪市中心部まで約30分と好立地で南大阪エリアの中心地に位置していることから同全域をカバーする拠点として適した場所とみている。

3つの高速道路に接続している阪和自動車道を利用することで、神戸市や京都市、奈良市、和歌山市といった近畿エリアの主要消費地にも迅速にアクセスが可能。和泉市の世帯数は年々増加しており、雇用確保に強みを持つ。

南大阪エリアの内陸部にはマルチテナント型の物流施設供給がこれまでなかったため、当該エリアで賃貸型物流施設を必要とする企業に新たな選択肢を提供できると見込む。

非常用発電機の設置を計画しているほか、水害といった自然災害にも強いエリアでBCP需要にも応えられると想定している。


新施設の完成イメージ


立地エリア


地鎮祭(いずれもGLRインベストメント提供)

【プロジェクト概要】
所在地:大阪府和泉市あゆみ野1-12他
交通:阪和自動車道「岸和田和泉」ICより約550m
和泉中央駅発 南海バステクノステージ線「ららぽーと和泉前」バス停より180m(徒歩約2分)
敷地面積:5万2106平方メートル(約1万5762坪)
延べ床面積:約10万532平方メートル(約3万411坪)(予定)
構造:鉄骨造 地上4階建て(予定)
開発工事着工:2022年3月(予定)
建築工事着工:2022年10月(予定)
竣工:2024年5月末(予定)

(藤原秀行)

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