Jリートのラサール、千葉・柏市と災害発生時の物流施設利用に関する協定締結

Jリートのラサール、千葉・柏市と災害発生時の物流施設利用に関する協定締結

一部を避難所として提供、地域住民らの安全確保と復旧迅速化図る

Jリートのラサールロジポート投資法人の資産運用を担うラサールREITアドバイザーズは1月27日、同投資法人が千葉県柏市と「災害発生時における施設等の利用に関する協定書」を締結したと発表した。

同投資法人がポートフォリオに組み入れている同市内の物流施設「ロジポート北柏」が対象。協定に基づき、柏市内で災害が起きたり、起きる恐れが生じたりした場合、ロジポート北柏の一部を避難所として提供する。

ロジポート北柏は2012年10月に竣工。地上6階建て、延べ床面積は10万4302平方メートルに及ぶ。建物が堅牢で非常用発電機を保有し、防災用品も備蓄していることなどから、同社は災害時に地域住民らの安全確保と復旧迅速化に貢献できると見込む。


「ロジポート北柏」


協定書を締結したラサールロジポート投資法人の藤原寿光執行役員(左)と柏市の太田和美市長(いずれもラサールREITアドバイザーズプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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