立命館大発で産業用ロボット社会実装支援手掛けるベンチャーの人機一体、りそな系投資ファンドから資金調達

立命館大発で産業用ロボット社会実装支援手掛けるベンチャーの人機一体、りそな系投資ファンドから資金調達

高所重作業対応汎用人型重機や油圧フリー完全電動の重機など推進

先端ロボット工学を活用した知財ビジネスを手掛ける立命館大学発のスタートアップ企業、人機一体(滋賀県草津市)は1月28日、りそなホールディングス傘下で投資事業を担うりそなキャピタルが関西みらい銀行と共同で設立した投資ファンド「関西みらい2号投資事業組合」を引き受け先としたプレシリーズB1の第三者割当増資を実施したと発表した。調達資金額は開示していない。

人機一体は知的財産を活用したロボティクス製品化のコンサルティング事業を提供。ロボットに関する知財をプラットフォーム化し、参加する企業と連携して開発や活用を目指す新たな姿勢を打ち出している。「あまねく世界からフィジカルな苦役を無用とする」を理念に掲げ、人の危険作業や重労働の機械化を行うことを目指している。

調達資金は大手鉄道会社と共同開発を進めている高所重作業対応汎用人型重機 のPoC(概念実証)試作機や、油圧フリー完全電動の重機の開発などに充てる。

(藤原秀行)※ロゴマークは人機一体提供

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