エフシースタンダードロジックス、デジタルフォワーダー「D2D」がマイクロソフトのスタートアップ支援プログラムに採択

エフシースタンダードロジックス、デジタルフォワーダー「D2D」がマイクロソフトのスタートアップ支援プログラムに採択

中日輸入手続き時間を最大70%カット、誰でも指先で貿易ができるシステム開発の加速化・利便性向上目指す

中日輸入フォワーダーのエフシースタンダードロジックス(大阪市)は12月22日、国際貿易で難しいとされていた情報、コストの一元化や可視化、共有などを担うオンラインシステム「D2D」が、米マイクロソフトが手掛けているスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」に採択されたと発表した。

Microsoft for Startups Founders Hubの採択を受け、クラウドプラットフォームの「Azure」を活用して誰でも簡単に使える国際物流サービスプラットフォームの構築を進める方針。日本マイクロソフトとの共同プロモーションや事業開発、Azureを活用している企業との連携による新しい物流サービス開発や広域連携などを目指す。

Microsoft for Startups Founders Hubは世界140カ国以上でグローバル展開されているスタートアップ支援プログラム。採択されたスタートアップはAzureをはじめとするテクノロジーのサポートに加え、マイクロソフトのパートナーネットワークを活用した、事業拡大に適した専用のリソースが提供される。

D2Dのシェリングエコノミーロジスティクスは、輸入貿易を行う顧客、提携会社、D2Dカスタマーサービスが、デジタルを活用することによって実現する海上輸入サービス。中日輸入手続きの時間を最大70%カットできるという。12月に中国側の荷受倉庫を増設し、週7定期便によるサポートエリアを拡大した。

(藤原秀行)※いずれもエフシースタンダードロジックス

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