玄関前や宅配ボックスなど7カ所を設定
楽天グループと日本郵便は2月10日、楽天が運営するフリマアプリの楽天「ラクマ」で両社が連携して提供する配送サービス「かんたんラクマパック(日本郵便)」に関し、自宅の指定場所で荷物を受け取ることができる置き配を2月14日に開始すると発表した。
置き配は、楽天「ラクマ」で「かんたんラクマパック(日本郵便)」の配送方法を指定した商品を購入する際、支払い方法などを設定する「商品の購入」画面の「置き配先の指定」で、購入者が自宅の玄関前や宅配ボックス、メーターボックスなど7カ所の中から選べば、ゆうパックで発送された荷物を指定の場所に届ける。
不在による再配達数の減少を図るとともに、ユーザーのライフスタイルに合わせた多様な受け取り方を提供するのが狙い。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「非対面・非接触」の受け取りニーズが高まっているのに対応する。
楽天「ラクマ」では近年、取引数拡大を背景に商品配送時のユーザー不在による再配達件数が増加していた。環境省によると、再配達によるトラック移動で発生するCO2排出量の1年間の総量は国内全体で約42万トンに達している。
※以下、プレスリリースより引用(一部、編集部で修正)
置き配指定場所
①玄関前
②玄関前鍵付き容器
③宅配ボックス
④郵便受箱(ポスト)
⑤メーターボックス
⑥物置
⑦車庫
主な利用条件
・商品価格が10万円以下
・受取人の住所または居所と同一建物内または同一構内
・荷物が外部から容易に分からず、事故のおそれがない(宅配ボックスなどの設置も該当)
・降雨などで荷物が汚損するおそれがなく、安全に保管できる
(ロジビズ・オンライン編集部)