川崎汽船、グループ初の完成車用「横浜港大黒C-4ターミナル」を運営開始

川崎汽船、グループ初の完成車用「横浜港大黒C-4ターミナル」を運営開始

港全体の取り扱い最適化図る

川崎汽船は2月21日、ダイトーコーポレーションと共同で、4月から川崎汽船グループとして国内初となる完成車ターミナル「横浜港大黒C-4ターミナル」の運営を開始すると発表した。

同ターミナルは日本有数の完成車取り扱い台数を誇る横浜港で、川崎汽船グループが横浜港埠頭(YPC)から借り受けて運営。完成車(新車・中古車)や建設機械、ブレイクバルク貨物など、多種多様な製品の取り扱いと完成車のトランシップ基地としての活用など多様なニーズに対応することが可能。同社運航船以外の利用も受け入れ、横浜港全体の自動車取り扱いの最適化を目指す。

また、夜間作業のための港湾用LED照明や構内業務車両のEV(電動)化、再生可能エネルギー由来の電気活用などを通じて環境に配慮したターミナルを目指す。搬出入ゲートの自動化や高度なターミナル管理システムの導入など、AIやIoTといったデジタル技術を積極的に生かして付加価値の高いターミナルづくりを進め、同社グループが重要課題としている安全・環境・品質の向上に取り組む方針だ。


C-4 ターミナル位置図


自動車専用船イメージ写真:DRIVE GREEN HIGHWAY

(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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