自動ケースハンドリングシステムを紹介
物流向けロボット開発などを手掛ける中国の海柔創新(HAI ROBOTICS、ハイロボティクス)の日本法人HAI ROBOTICS JAPAN(HRJ)は3月1日、製品のデモンストレーションを実施する専用施設「HRJテクニカル・センター(HRJ Technical Center)」を新設すると発表した。
当施設は埼玉県三芳町の本社に併設しており、自動ケースハンドリングロボット(Autonomous Case-handling Robot=ACR)システム「HAIPICK(ハイピック)」シリーズのデモンストレーションを実施する。見学には予約が必要。4月からは同社ホームページ上から予約できるようにする予定。
テクニカル・センター(HAI ROBOTICS JAPAN提供)
「HAIPICK」シリーズはトートのピッキングや搬送などに利用することが可能で、高さを有効に活用したストレージを実現。レールなどの補助なく前進、後退、ターンし、自律的なナビゲーションで障害物回避や自動充電もできる。
顧客の取り扱う商材を実際にトートやラックに置き、各物流現場固有の環境を簡易に再現、シュミレーションできるのが特徴。
名称:HRJテクニカル・センター(HRJ Technical Center)
開設日:2022年3月1日(火)
住所:埼玉県入間郡三芳町竹間沢東4-6 ※本社に併設
予約方法:事前にsales-jp@hairobotics.comまで連絡
※2022年4月からはHPで予約システムをオープンする予定
(藤原秀行)