サービスインフラの開発加速など図る
「空飛ぶクルマ」の関連事業を手掛けるスタートアップ企業のエアモビリティは3月9日、点火プラグなど自動車部品大手の日本特殊陶業を引き受け先とする第三者割当増資により、資金調達を実施したと発表した。具体的な出資額は開示していない。
エアモビリティは空飛ぶクルマを安全、容易かつ安価に航行・利用するためのサービスの提供を目指し、ナビゲーションシステムなどのインフラプラットフォームの開発をはじめ、海外の空飛ぶクルマメーカーの日本市場参入支援などを手掛けている。
今回調達した資金は財務基盤の強化に充てるとともに、インフラプラットフォーム開発の加速、開発体制強化などにも活用。さらに、自動車部品などの業界で培った高い技術力や優れた品質力、製造ノウハウ、グローバルなネットワークを備えている日本特殊陶業とタッグを組み、空飛ぶクルマの安全性向上などを進め、事業化を確実に成し遂げたい考えだ。
(画像はエアモビリティ提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)