三菱ロジスネクストが滋賀工場内に新たな実験施設を建設

三菱ロジスネクストが滋賀工場内に新たな実験施設を建設

30億円を投じて建屋2棟と350メートルの屋外テストコース

 フォークリフト大手の三菱ロジスネクストは1月10日、2020年1月完成予定で滋賀工場(滋賀県近江八幡市)内に新たな実験施設を建設することを決定したと発表した。総投資額は約30億円で2月に着工する見通し。

 同工場、新川崎事業所(川崎市)、京都工場(京都府長岡京市)がそれぞれ保有する実験施設を集約。また新川崎事業所の技術本部を同工場に移転して製品品質の向上、業務効率の向上、開発リードタイムの短縮、成長分野への開発力強化を図る。

 新たに建設する実験施設は、台上試験設備を備えた「実験棟Ⅰ」(鉄骨造平屋建て、延べ床面積約2050平方メートル)、屋内テストコースと事務所など備えた「実験棟Ⅱ」(鉄骨造2階建て、約2290平方メートル)、積載荷重23トンまでのフォークリフトが実験走行できる「屋外テストコース」で構成。テストコースは直線路が約350メートルで旋回路、坂路などを併設する。

(鳥羽俊一)


実験施設の完成イメージ(三菱ロジスネクスト提供)

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