製品需要の伸び見込み、取り扱い拡大図る
豊田通商は4月15日、子会社で中古車販売などをアフリカで手掛けているフランスの大手商社CFAOが、南アフリカの現地法人を通じ、同国の産業車両・倉庫設備販売大手EIE Group(イーアイイーグループ)を買収したと発表した。4月1日付で同社の社名を「CFAO Equipment South Africa」に変更した。
CFAO南アフリカは、1920年から南アフリカ国内にあった事業を基に2018年発足。新車や中古車、トラックの販売から自動車業界向けの物流管理業務請負、部品組立など幅広く事業を展開。売上高は340億ランド(約2900億円)を超え、160以上の拠点、6000人以上の従業員を擁し、南アフリカのモビリティ市場で存在感を発揮している。
買収により、今後もアフリカで需要が伸びると見込まれている産業車両や倉庫設備の取り扱い拡大を図る。
(藤原秀行)※ロゴマークは豊田通商プレスリリースより引用