空飛ぶクルマ開発のSkyDrive、ボーイングやボンバルディアなどで活躍したスペシャリスト2人が参加

空飛ぶクルマ開発のSkyDrive、ボーイングやボンバルディアなどで活躍したスペシャリスト2人が参加

2025年のサービス開始目指す

「空飛ぶクルマ」やドローンの開発を手掛けるスタートアップのSkyDriveは4月28日、ボーイングやボンバルディア、三菱航空機などで活躍したスペシャリストのフィリップ・シーン(Phillip Sheen)氏とアマル・リーダ(Amar Ridha)氏の2人が空飛ぶクルマの開発に参加したと発表した。


(左)Phillip Sheen氏 (右)Amar Ridha氏

SkydRIVEは空飛ぶクルマに関し、2025年の大阪・関西万博開催に併せて、大阪湾岸エリアでサービスを開始、その後は日本の各地域や海外に事業を拡大していくことを目指している。

シーン氏はエアロスペースやボーイング、ボンバルディア、三菱航空機社などでエンジニアとして活躍。アマル・リーダ氏もボンバルディアや三菱航空機、三菱重工業などでSCMやプロジェクトマネジメントチームに所属し開発を推進してきた。SkyDriveは両氏の経験を生かし、空飛ぶクルマの開発を加速させたい考え。

■Phillip Sheen氏とAmar Ridha氏の略歴とコメント

Phillip Sheen
エアモビリティ事業部
全機・空力(くうりき)性能チーム リーダー

<略歴>
インペリアル・カレッジ・ロンドンの航空宇宙工学専攻を卒業。エアロスペース、ボーイング、ボンバルディア、三菱航空機などで主に飛行性能、制御法則設計、シミュレーションの分野に従事し、飛行試験にも携わった後、機体インテグレーションにおいてリーダーの役割を担う。
初期コンセプトから認証、製品サポートまで、航空機の設計サイクルの全フェーズを経験。SkyDriveでは、空飛ぶクルマの全機・空力性能チームで、空飛ぶクルマの設計と製造を担当。

<コメント>SkyDriveのビジョンとパッションに惹かれ、新しい挑戦をしたいと思い、入社しました。小さな組織でありながら、急成長し、柔軟性と適応性のある組織で、お客様のために空飛ぶクルマを開発し、SkyDriveを市場のリーダーにすることを目指します。また、有能なエンジニアチームを育てて、一緒に働くチームや会社に貢献できるよう、自分の仕事に誇りを持って開発を推進してまいります。


ミーティングの様子(Phillip Sheen氏)


Amar Ridha
エアモビリティ事業部
調達グループ、PMO マネージャー

<略歴>
HECモントリオール校経営学部卒業、名古屋商科大学(NUCB)経営学修士号(MBA)取得。ボンバルディア、三菱航空機、三菱重工業などで多数のクロスファンクショナルな製品開発チームや、グローバル航空宇宙サプライヤーを統率。SkyDriveでは、エアモビリティ事業部の調達、PMOを兼務し、SD-05の開発計画・実行活動を担当。

<コメント>SkyDrive社は、数年のうちに、資金調達、有意義なビジネスパートナーシップと空飛ぶクルマのエコシムを構築し、また、2020年には有人試験機でのデモフライトを実現し、日本だけではなく海外でも高い評価を受けるようになりました。今後、規制要件に対応するために航空宇宙企業へと移行しながら成長を続け、グローバル市場での挑戦に向け、パートナー、顧客、リソースのネットワークを日本国外に拡大する事が課題になってきますが、SD-05の開発とプロジェクトの成功を第一に考え、今後もプロフェッショナルとして、また個人として成長し続け、新しい製品やサービスの開発に貢献したいと考えています。


ミーティングの様子(Amar Ridha氏)

(藤原秀行)

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