センコー、CO2排出削減量や省人化効果の可視化機能搭載した 「物流バス」予約システム提供開始

センコー、CO2排出削減量や省人化効果の可視化機能搭載した 「物流バス」予約システム提供開始

「10トン陸送車代行輸送」開始に併せ、2024年問題対応図る

センコーは5月9日、輸送時のCO2排出削減量や省人化の効果を可視化できる機能を搭載した「物流バス」予約システム(九州→関東便)のサービス提供を開始したと発表した。


「物流バス」予約システム登録画面(以下、いずれもプレスリリースより引用)

センコーは昨年4月、路線バスのように気軽に利用できる新たな長距離輸送サービス「物流バス」の運行を始めた。新規に川崎近海汽船の大分~静岡・清水航路を利用した「10トン陸送車代行輸送」をメニューに追加した。

10トン陸送車代行輸送は、九州から関東方面へのトラック輸送で主力の10トン車の代行輸送手段として、大分港から清水港間で20トンシャーシに貨物を積み替えて海上輸送する。トラックの長距離走行削減策として、トラックドライバーの長時間労働規制が強化される「2024年問題」に対応、物流業界全体の脱炭素化と省人化を後押ししていきたい考え。

10トン陸送車代行輸送の開始に併せて、簡単にウェブで予約できるシステムを導入するとともに、物流バスのメニュー「20トントレーラ貸し切り」「積み合わせスペース販売」と10トン陸送車代行輸送を使うことによるCO2削減量と省人化時間を予約画面で確認できるようにした。

例えば、九州~関東間の片道陸送と海上輸送では約61%のCO2削減(大分港~清水港間相当距離の陸送比)と約20時間の省人化効果が見込めるという。

今後は九州→関西、関東・関西→九州、関東⇔関西間などのルートで予約システムのサービスメニューを拡大、輸送エリア増強と新システムの普及を通じ、次世代の長距離幹線輸送の構築・浸透を進める。


輸送ルート(九州→関東)

(藤原秀行)

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