5月16~21日に最大6日間、月間の生産計画台数は70万程度に下方修正
トヨタ自動車は5月10日、新型コロナウイルスの感染拡大で中国・上海のロックダウン(都市封鎖)が続き、部品調達に支障が出ているため、グループの国内工場の一時稼働停止期間を当初計画より拡大すると発表した。
既に国内の9工場・10ラインで5月9~28日のうち最大6日間、稼働を一時停止する計画を公表していたが、追加で国内の8工場・14ラインを5月16~21日に最大6日間、ストップさせる。
同社のグローバル生産計画台数は5月が従来の75万台程度から70万台程度に下がる見通し。既にホンダやマツダなども生産計画の見直しや工場の一時稼働停止に踏み切っており、上海のロックダウンが日本の自動車メーカーの生産体制に大きく影響している。
(藤原秀行)