23年5月末竣工見込む、愛知・一宮や東京・八王子、千葉・習志野でも順次展開へ
中央日本土地建物グループは5月30日、子会社の中央日本土地建物が物流施設開発に参入したと発表した。
第1弾として、神奈川県厚木市で「LOGIWITH（ロジウィズ）厚木」の建設に着手した。同施設は地上5階建て、延べ床面積は2万6708平方メートルを計画。2023年5月末の竣工を見込む。
圏央道の相模原愛川ICから3.2キロメートル、神奈川県内陸工業団地の中心部に位置。1フロア5000平方メートル超、梁下は5.5メートルを確保する計画。最上階は柱間隔20メートルの大スパンを確保し、柔軟なレイアウトを可能にする。
今後は6月に第2弾として愛知県一宮市で別の案件の新築工事をスタートする予定のほか、東京都八王子市、千葉県習志野市でも開発用地を取得済み。引き続き開発を模索していく構えだ。
今後開発する物流施設は原則として「LOGIWITH」ブランドを採用。名称は「物流」を表す「LOGI」と「ともに」を意味する「WITH」を掛け合わせ、施設を利用する企業のニーズに寄り添った施設計画・運用を実施していく姿勢を表現している。
建物完成イメージ（プレスリリースより引用）
施設概要
所在：神奈川県厚木市上依知 3031（住居表示）
敷地面積：13,124.13 ㎡（約 3,970.04 坪）
用途地域：工業専用地域
交通：圏央道「相模原愛川IC」より3.2km
JR 相模線「海老名」駅より神奈川中央交通「中二丁目」バス停 徒歩1分
構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
規模：地上5階建
延床面積：26,708.80 ㎡ （約 8,079.41 坪）
駐車場 高床トラックバース 22 台（一部ドックレベラー対応）、一般車両 94 台
駐輪場：40 台
事業主：中央日本土地建物株式会社
設計・監理：中央日本土地建物株式会社、佐藤工業株式会社
施工：佐藤工業株式会社
着工：2022年5月
竣工：2023年5月末（予定）
（藤原秀行）
