中西金属工業、運行管理システムでトラック手配の「半無人化」実現と発表

中西金属工業、運行管理システムでトラック手配の「半無人化」実現と発表

荷主や物流事業者等のトラック手配を高効率化するSaaS型クラウドサービス

コンベアや無人搬送機器を手掛ける中西金属工業の輸送機事業部は6月8日、荷主や物流事業者らをつなぐクラウドベースの運行管理システム「Hacologi(ハコロジ)」に、トラック手配の「半無人化」を実現する新機能を追加したと発表した。

Hacologiはトラックの手配状況をリアルタイムで確認できるほか、各種伝票の電子化を進めているのが特徴。今回、スポット配送に加え、ルート便(定期便)に対応し、関係者がさらに円滑に協働できるようにした。トラック手配業務を効率化し、トラックドライバーの長時間労働規制が強化される「2024年問題」の解決を後押ししたい考え。

毎日、毎週決まった曜日に発生する同じ配送パターンのトラック手配について、Hacologiで配送ルートなどのパターンをあらかじめ登録しておくと、その都度変わる配送品目を調整すれば運送会社やドライバーに対し、配送に必要な情報を自動配信する。


半無人化配送手配の流れ(以下、いずれも中西金属工業提供)


配送パターンの例


定期便一覧画面

(藤原秀行)

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