11月にカンファレンス開催予定
“冷凍品の新価値”を創造・発信するためのコンソーシアムとして2021年9⽉2⽇に設⽴した「フローズンエコノミーラボ」は6月14日、参加企業の拡⼤に伴い、「⼀般社団法⼈フローズンエコノミー協会」(東京都⼤⽥区)として新たに始動すると発表した。
併せて、“冷凍品”に関するトレンド・課題や解決策などを、業種を超えてディスカッションするカンファレンス「フローズンエコノミーサミット@東京ミッドタウン」を11⽉29、30⽇の2⽇間開催することも公表。参加企業の募集を開始した。
(同協会提供)
同協会によると、「フローズンエコノミー」は “冷凍品”を活⽤するサービス提供や事業運営をする企業・団体だけではなく、冷凍技術の進化や調理器具を含めた電気製品・電⼒供給・資材・物流など、“冷凍品”にまつわるあらゆるものを含んだ経済圏を指す。
同協会は冷凍⾷品の持つマイナスなイメージを覆すため、⾷品の冷凍に関する正しい認知の拡⼤と、フードロス削減など持続可能な暮らしにつながるイメージ訴求を目標に設定。併せて、2台⽬冷凍庫の利⽤促進など、冷凍⾷品が流通しやすい環境づくりを進め、フローズンエコノミーが持つ可能性を最⼤化し、落ち込む⽇本経済への寄与を図る。
フローズンエコノミー協会の概要
法⼈名:⼀般社団法⼈フローズンエコノミー協会
理事会:
代表理事 パンフォーユー ⼭⼝翔(やまぐち・しょう)
理事 丸⼭製麺 丸⼭晃司(まるやま・こうじ)、
理事 まねき⾷品 ⽵⽥典⾼(たけだ・のりたか)
理事 ゴーフード 岡広樹(おか・ひろき)
監事 Tokyo Bento Labo 関克紀(せき・かつのり)
WEB:http://frozen-economy.jp/
所在地:東京都⼤⽥区上池台5丁⽬2013
設⽴ :2022年5⽉1⽇
3つのミッション:
①⾷品の冷凍に関する正しい認知の拡⼤
⾷品のおいしさを保つための最適な保存⼿段の1つが冷凍である
②冷凍された⾷品が流通しやすい環境づくり
家庭や⽣活圏における施設での冷凍保存スペースの拡⼤や、流通コストなどの課題解決
③冷凍=フードロス削減の認知の拡⼤
冷凍により、保存期間や販売⼿法に変化をもたらすことで、社会課題であるフードロス削減に貢献できる
事業内容:以下の活動を⾏うことで「フローズンエコノミー」の活性化に取り組む。
1. 「フローズンエコノミー」普及活動︓参画事業者間で連携した事業の展開
2. 勉強会︓事業者間や、ユーザー及びその他専⾨家を招いての市場に関する勉強会の開催
3. 事業者間の交流︓事例や運営ノウハウなどを、交流を通じて共有
(藤原秀行)