本体とトランストロン、富士通Japanが主要サービス承継
富士通傘下で全国のトラックの膨大な走行履歴に関するデータ(プローブデータ)を解析、物流施設の最適な立地選定などに活用する事業を展開していた富士通交通・道路データサービス(FTRD)は5月26日、会社を8月末で解散すると発表した。理由は「諸般の事情」とのみ説明している。
FTRDが展開してきた3事業のうち、商用車プローブデータサービスは富士通グループでデジタルタコグラフなどを手掛けるトランストロン、適正運行ルート策定支援サービスは富士通本体、道路パトロール支援サービスは富士通グループの富士通Japanがそれぞれ継承する。
(藤原秀行)