グループの関東7拠点に、稼働データをクラウド上に集約・可視化
ニチレイロジグループ本社は6月28日、冷凍機の拠点外からの一元管理による運転最適化を目指し、冷凍機稼働状況遠隔監視システムを独自に開発したと発表した。まずグループが関東に構えている7拠点に導入した。
これまで冷凍機の稼働状況は各拠点で監視しており、複数拠点の稼働データ比較が課題となっていた。遠隔監視システムを採用することで、稼働データをクラウド上に集約し可視化、拠点外から複数拠点の一元的な監視が可能になる。
今後は蓄積された日々の稼働データを生かし、運転効率を一段と向上させるとともに、IoTも活用しながら故障の兆しを早期に捉えることにも取り組む。
<遠隔監視システム導入拠点>
ニチレイ・ロジスティクス関東:東京DC・大井DC・横浜南DC
キョクレイ:大黒DC
ロジスティクス・ネットワーク:船橋DC・品川DC・東扇島DC
※2022年7月末までに新たに関東地区5拠点への導入を予定しているほか、他地区拠点へも順次拡大を計画
遠隔監視システム監視イメージ
遠隔監視システム画面(いずれもプレスリリースより引用)
(藤原秀行)