高性能スキャン技術のScandit、商品棚の値札が正しいかどうか瞬時に判断可能な新機能提供

高性能スキャン技術のScandit、商品棚の値札が正しいかどうか瞬時に判断可能な新機能提供

スマホなどで読み取り、在庫把握も

バーコードなどの高速・高精度読み取り技術を手掛けるスイスのスタートアップ企業Scandit(スキャンディット)の日本法人は2月7日、小売業や物流業など向けに、新たに2種類の提供を開始すると発表した。

店舗の商品棚に付いている値札が正しいかどうかを瞬時に確認できる「ShelfView(シェルフビュー)」と、物流現場などでスマートフォンなどにスキャンディットの高性能スキャン機能をノーコードで容易に追加できる「Scandit Express(スキャンディットエクスプレス)」。

「ShelfView」はスマホなどにソフトを取り込み、搭載しているカメラで値札をスキャンすれば、店舗側が意図している値段がきちんと付いているかどうか、登録しているデータと比較し、間違っていれば警告を発する。米国の小売店舗で実際に試してみた結果、チェックするのに要する時間が値札1個当たり10分の1に短縮できたという。商品棚の在庫の実数もつかむことができる。

スキャンディットは店舗側にとって商品棚管理業務の負荷を大幅に減らせる上、価格の付け間違いによる悪影響を解消できるのと併せて、消費者としても店舗を安心して利用できるようになり、販売促進につながると想定している。


「ShelfView」のイメージ(スキャンディットウェブサイトより引用)

「Scandit Express」は、現場で既に導入しているスマホなどに、スキャン機能を追加。現時点で使っているアプリを大幅に変更せず導入できるようにしている。画面上にAR(拡張現実)を使ったメッセージを表示するなどして、視覚の面で素早いスキャンを後押しできるよう工夫している。

(藤原秀行)

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