南日本運輸倉庫と物流業界向けシステム開発のファーストオーダーが資本・業務提携

南日本運輸倉庫と物流業界向けシステム開発のファーストオーダーが資本・業務提携

業務効率化や生産性向上実現する食品物流システムを共同で外販へ

チルド・フローズン温度帯の食品定温輸送を手掛ける南日本運輸倉庫は7月7日、物流業界向けシステム開発などを手掛けるファーストオーダー(東京都港区芝)と資本・業務提携したと発表した。6月22日付で契約を締結した。

スマートフォンやクラウドなどを活用した物流システムの開発を通じ、食材が「食卓に一番おいしい状態」で届く体制を実現するとともに、物流業界のDX推進とフードロスなどの社会課題解決を目指す。今後は食品のコールドチェーン物流向けパッケージソフトの新規開発を進める。

また、南日本運輸倉庫が1975年の創業以来、長年にわたり直面してきた食品物流の課題とファーストオーダーが開発するクラウドを基盤としたトータルソリューションを掛け合わせ、ロジスティクス業界が抱える人手不足などの問題に対応した業務効率化や生産性向上を実現する食品物流システムの外販にも取り組む。


提携契約を締結した南日本運輸倉庫の大園圭一郎代表取締役(右)とファーストオーダーの吉田和人代表取締役


(いずれも南日本運輸倉庫提供)

(藤原秀行)

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