アマゾン調査、「シンプルなものが受け入れられている」と分析
アマゾンジャパンは11月22日、オンラインショッピングと配送用梱包に関する意識調査結果を公表した。
調査は英国の調査会社OnePoll(ワンポール)に委託して実施。日本の消費者の71%が、オンラインで注文した商品の多くについて、配送用の梱包を省き、商品パッケージのままで配達されても抵抗感がないことが分かった。
アマゾンジャパンは「日本でオンラインショッピングを利用する方にとって、よりシンプルな梱包が受け入れられていることを示す調査結果となった」と分析した。
商品パッケージのまま配送するアマゾンのイメージ
調査は今年10月、オンラインショッピングを利用する日本在住の18歳以上2000人を対象に、オンラインで行った。
日本の消費者が、商品パッケージのままで配達されることに特に抵抗感がない商品は、洗剤、トイレットペーパー、文房具などだったという。一方、生理用品といったパーソナルケア用品などは、配送用の梱包での配達が望ましいとの結果が出ている。
調査に参加した半数以上(53%)が、商品パッケージのままでの配達に関するメリットとして、「追加の梱包を処分・リサイクルする時間を省くことができる」と回答、次に「梱包資材の削減につながる」(47%)が続いた。
アマゾンジャパンは、消費者のニーズを踏まえ、商品パッケージのまま配送するケースを増やしていくことに強い意欲を見せた。
アマゾンで商品パッケージのまま配送するイメージ
パッケージのまま配送する商品の一例
パッケージにラベルを直接貼り付け
(藤原秀行)※いずれもアマゾンジャパン提供