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「運輸・倉庫」の6月景況感、3カ月ぶりに小幅悪化

「運輸・倉庫」の6月景況感、3カ月ぶりに小幅悪化

帝国データ調査、軽油再び価格上昇でコスト増響く

帝国データバンク(TDB)が7月5日公表した6月の景気動向調査によると、景況感の水準を示す業種別の景気DIは「運輸・倉庫」が37.1で、5月の前回調査から0.1ポイント下がった。わずかながら3カ月ぶりに悪化した。

新型コロナウイルスの幹線軽油が再び上昇傾向となり、コストが増加していることが響いたとみられる。

全業種ベースの景気DIは前月比0.2ポイント上がって41.4となり、4カ月続けて改善した。新型コロナウイルスの感染拡大からの経済活動再開がプラスに作用している。

TDBは今後の景況感について「物価上昇の勢いが懸念材料ながらも、緩やかに上向いていくとみられる」と予想した。今後も原材料や燃料の価格高騰の動向が懸念材用となるほか、コロナ新規感染者が再び増えていることも気がかりだ。

運輸・倉庫業の個別のコメントを見ると、「新型コロナウイルスの影響が少なくなってきており、また中国、上海の物流も正常化に向かう」(港湾運送)、「いわゆる2024年問題を間近に控え、人件費の大幅な上昇が不可避となるが、原資の確保が追い付かない。コストアップ分の価格転嫁が急務だが、顧客の業況も厳しくなかなか進まない」(一般貨物自動車運送)といった声が出ていた。

(藤原秀行)

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