手や指挟まれる前に回転ストップ、リスク低減
新東工業グループで物流機器や物流システムの製造販売を手掛けるメイキコウ(愛知県豊明市)は7月11日、働く人の安全に配慮したコンベア「セーフティ ローラ フロー」を発売すると発表した。
コンベア周辺の軽作業ではローラに手や指を挟まれる災害事例が多く発生。“働く人の安全性向上”が企業の緊急課題となっている。
今回、販売を開始する「セーフティ ローラ フロー」は、独自のフリクション機構によって、万が一の挟まれや巻き込まれ時にローラ自体の回転が止まるため、作業現場の危険リスクを低減し、働く人の身体に関わる安全性を向上させる。
加えて、モータを内蔵しているローラ1本で複数のローラを同時に動かせることからエネルギー効率が高く、環境に優しいのも特徴。搬送許容質量に応じた3種類の駆動伝達方式と各種シリーズを揃え、搬送現場の実態に合わせた選択が可能。
(藤原秀行)※写真はメイキコウ提供