航空貨物スペース予約サイト運営の独cargo.one、日本進出

航空貨物スペース予約サイト運営の独cargo.one、日本進出

まずANA Cargoなど3社で利用可能

航空貨物の輸送スペース予約サイトを手掛けているドイツのスタートアップ、cargo.one(カーゴワン)の日本法人は7月13日、同サイトの提供を同日、日本で開始したと発表した。

日本のフォワーダーは無料登録で世界の航空貨物容量のリアルタイム・オンライン検索と予約が可能。サイトは日本語で使える。

当初はANA Cargo、ルフトハンザ・カーゴ、フィンエアー・カーゴから利用可能な300以上の目的地へのオファーを開始。今後も順次、使える航空会社を増やしていく考えだ。

cargo.oneの創設者兼共同CEO(最高経営責任者)のモリツ・クラウセン氏は「複数の重要な貨物航空会社と一緒に、われわれは日本の全てのフォワーダーに簡単で効率的なオンライン予約を提供し、業務の近代化への一歩を案内する。日本のお客様には、cargo.oneが迅速なパフォーマンスの向上、競争力の強化、デジタル顧客体験の向上に役立つことをご期待いただける」とコメントした。


cargo.one経営陣(いずれも同社提供)

cargo.oneは2017年設立。20年にはANA Cargoとパートナーシップ契約を締結していた。

(藤原秀行)

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