国内の主要事業者をカバー
航空貨物の輸送スペース予約サイトを手掛けているドイツのスタートアップ、cargo.one(カーゴワン)の日本法人は7月28日、新たに「JAL CARGO(JALカーゴ)」ブランドで貨物輸送を展開する日本航空グループとパートナーシップを締結したと発表した。
cargo.oneは7月、日本市場に進出。日本のフォワーダーは無料登録で世界の航空貨物容量のリアルタイム・オンライン検索と予約が可能。サイトは日本語で使える。
現在、ヘルマンワールドワイドロジスティックス、アジリティ、ダクサー、フレックスポートなどの主要企業を含む数千のフォワーダーのユーザーベースを提供。ルフトハンザやIAGカーゴ、シンガポール航空カーゴ、エアカナダ、LATAM、TAPポルトガル航空、フィンエアー、エティハド、全日本空輸、日本貨物航空などの数十のグローバル航空会社と提携している。
日本航空グループとも連携することで、国内の主要航空貨物輸送事業者をカバーしたことになる。
パートナーシップを締結したcargo.oneのモーリッツ・クラウセン創業者兼共同CEO(最高経営責任者)と日本航空の岩越宏雄執行役員貨物郵便本部長(cargo.one日本法人提供)
(藤原秀行)