福山通運、「福岡流通センター」に最新鋭の荷物自動仕分け装置導入へ

福山通運、「福岡流通センター」に最新鋭の荷物自動仕分け装置導入へ

来秋設置工事完了見込み、処理能力を現在の2倍に

福山通運は8月9日、福岡市の「福岡流通センター」で最新鋭の荷物自動仕分け装置を導入すると発表した。このほど、設置工事を開始しており、竣工は来年秋の見通し。

同センターは九州北部エリアの重要なハブ拠点として運営。顧客のニーズ多様化を受け、ネットワーク事業で最適な輸送網を構築するため、国内最大規模の最新鋭のクロスベルトソータ方式の荷物自動仕分け装置を採用する。

重量才数計測コンベヤと4段式伸縮コンベヤを兼ね備えており、仕分け処理能力は現在の2倍まで高められると見込む。作業の効率化と作業負荷の軽減につなげることにより、残業規制が適用される「2024年問題」への対応や輸送品質の向上を図る。

既に第2期工事も計画段階にあり、一段の業容拡大のため、より一層の機械処理能力向上を目指す。

【福岡流通センターの概要】
名 称:九州福山通運株式会社 福岡流通センター
住 所:福岡市東区大字蒲田字祝田 8371-1
TEL:092-931-3400 FAX:092-938-0382

(藤原秀行)

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事