アルテック、カスタマイズ可能な自律搬送ロボットを自社開発

アルテック、カスタマイズ可能な自律搬送ロボットを自社開発

最小90cm幅の狭小通路も走行

アルテックは8月23日、自律走行ナビゲーションシステム「BlueBotics ANT」を搭載した自律走行型搬送ロボット開発用プラットフォーム「MagicPorterシリーズ」を商品ラインアップに追加したと発表した。

同社がオリジナルで開発する製品で顧客の細かなニーズに応える。

従来の自律型搬送ロボットは、車両本体のサイズや形、動作方法などが既に決まっており、ユーザーは自社の環境にマッチするロボットを様々な角度から調査、選定する作業が不可欠のため、手間が非常に掛かっていた。

同社がリリースした自律走行型搬送ロボット開発用プラットフォームは、車両本体を含む開発から運用、操作トレーニング、アフターサポートまでトータルで提供するため、ユーザーは面倒な選定調査が不要なのがメリット。最小で90センチメートル幅の狭小通路も走行可能という。

プラスマイナス1センチメートル、プラスマイナス1度の高精度を実現しており、自己位置確認の高い安定性を確保。車両のジョブ管理が可能で、コンベアやリフターなども搭載できる。


(いずれもアルテック提供)

(藤原秀行)

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