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川崎汽船、船用バイオ燃料使った鋼材輸送船の試験航行を実施

川崎汽船、船用バイオ燃料使った鋼材輸送船の試験航行を実施

同社2回目、JFEスチールの協力得てシンガポール向け航路で活用

川崎汽船は8月25日、バイオ燃料を手掛けるオランダのGoodFuels(グッドフューエルズ)と舶用バイオ燃料の供給契約を締結し、JFEスチールの協力を得て、川崎汽船運航のスープラマックス型バルクキャリア「ALBION BAY」で舶用バイオ燃料を用いた試験航行を実施したと発表した。

川崎汽船がバイオ燃料の試験航行に踏み切るのは昨年11月の自動車専用船に続いて2回目。

当該船は7月24日にJFEスチール西日本製鉄所(広島県福山市)で熱延コイルの積載を完了し、揚地パキスタンに向けて航海を開始した。8月3日に航路途中のシンガポール港でグッドフューエルズから舶用バイオ燃料の供給を受け、シンガポール出港後に舶用バイオ燃料を用いた試験航行を行い、8月16日に揚地へ無事到着した。

一般的にバイオ燃料は環境負荷低減が可能な代替燃料で、既存の舶用ディーゼルエンジンの仕様を変えずに使うことが可能。バイオディーゼル単体は従来の化石燃料と比べてライフサイクル(原料の栽培から最終的な燃料利用までの過程)で約8~9割のCO2排出削減効果が期待できるという。

今回のトライアルはバイオディーゼルと従来の化石燃料を混合したバイオ燃料を利用している。

また、川崎汽船運航のケープ型バルクキャリアでも同様の試験航行をJFEスチール向け原料輸送で計画しており、顧客のサプライチェーンにおける海上輸送全体で脱炭素化への貢献を目指す。

(藤原秀行)

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