ブリヂストン、米国で700億円投じ商用車タイヤの生産体制強化

ブリヂストン、米国で700億円投じ商用車タイヤの生産体制強化

26年末までに能力3割高める、シェア維持目指す

ブリヂストンは8月26日、米国で商用車向けタイヤの生産体制を強化すると発表した。

米テネシー州ウォーレンにある工場で2022年末までに増産を開始。生産能力を26年末までに現在の年間350万本弱から450万本弱まで約3割高める。総投資金額は約700億円を見込む。

米国で販売するトラック・バス用タイヤの現地生産比率は21年時点で約85%。今回の生産能力拡充は「地産地消」の体制を維持する狙いがある。

軽量で走行時の抵抗が少なく、走りやすい「エントライン」技術を生かしたタイヤも、同工場で生産。米国エリアの高いシェアを維持したい考え。


現在の工場(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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