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東急不動産が物流施設「LOGI’Q」シリーズのブランドリニューアル 、第1弾は大阪・茨木で16万㎡超のマルチ型

東急不動産が物流施設「LOGI’Q」シリーズのブランドリニューアル 、第1弾は大阪・茨木で16万㎡超のマルチ型

24年1月竣工予定、民間デベロッパー初の「ローカル5G」R&D区画設置へ

東急不動産は8月31日、自社開発している物流施設「LOGI’Q(ロジック)」シリーズのブランドをリニューアルしたと発表した。「NEXT GREEN LOGISTICS」と設定した。

「人、モノ、自然を、次につなぐ。」というステートメントの下、環境に配慮し、人にも優しい物流施設のあるべき姿とは何かを追及すると同時に、顧客と社会のため、次の時代を先駆けるように、サプライチェーンの中で担うべき物流施設の新たな役割と価値を探し続けることを表明。全ての絆を持続可能な未来へとつなぎ、確かに届けることをミッションとして、「LOGI’Q」はさらに次のステージへ成長していくことを目指す。

「LOGI’Q」シリーズの開発では使用電力のグリーン化を実現するとともに、先進技術の積極的な導入で物流のスマート化を推進する方針。

併せて、新ブランドのフラッグシップ物件となる「LOGI’Q南茨木」(大阪府茨木市)の開発を本格的にスタートした。


「LOGI’Q南茨木」の完成予想図

同社は“Deliver future and smiles.”のブランドコンセプトの下、物流施設「LOGI’Q(ロジック)」シリーズを展開。関わる全ての人に優しい施設であるため、同社が長く培ってきた街づくりのノウハウを生かせるよう開発を進めるとともに、多くの人に愛される物流施設建設を目指してきた。

一方、ブランド発足から5年が経過しようとする中、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的感染拡大)や急激なデジタル化、脱炭素を求める潮流の強まり、生活スタイルの多様化など不確実で先が読みにくい時代が加速していることを重視。テナント企業とステークホルダーの持続可能な成長を実現するためには、提供する施設自体も変化し、進化し続けなければならないとの思いに至り、ブランドリニューアルに踏み切った。

ブランドのロゴは、これまでのLOGI’Qロゴの4本柱を扉の形へと進化させ、「未来への扉を開く」物流施設を表現。開いているようにも、開き始めているように⾒える複数の扉にあらゆる人や物が集まり、ともに未来を創る、多様性・共創性を持った物流施設を目指すとの想いも込めている。

カラーについては、東急不動産のロゴマークに使用しているグリーンや、先進性や多様性を表すモーブグリーンを中心にバリエーションを持たせた多様な緑=「クアッドグリーン」とし、サステナブルな成長を目指しながら、現代的な多様な価値観を持って社会やテナント企業とコミュニケーションしていくことを表現している。クアッドは「4つの」を意味する「Quad」(クアッド)から名付けた。


変更した新ブランドロゴ

「LOGI’Q南茨木」は地上4階建てで、LOGI’Q シリーズとして過去最大の延床面積16万1538平方メートルのマルチテナント型物流施設とする予定。名神高速道路の吹田ICから約2キロメートル、近畿自動車道の摂津北ICから約3キロメートルに位置し、関西全域へ即日配送可能な立地になると見込む。JR京都線の千里丘駅から徒歩9分で、電車でのアクセス性にも優れ、倉庫内で勤務する人材の確保に恵まれていると期待している。2024年1月の竣工を見込む。

1階部分には冷凍・冷蔵の将来対応区画と低床倉庫区画を設置。2階全区画には少量危険物庫将来対応区画を用意し、多様な物流ニーズに応える施設計画とする。西側倉庫区画は1階から4階まで小割区画を設けることで、最小面積約375坪から提供できる設計を採用。最適な面積でのリースラインの設定が可能になると強調している。

各階建物外部の歩行者通路を利用すれば、他テナントの区画や中央車路を通らずに、共用部から各小割倉庫区画へと移動が可能。「歩車分離」による安全性確保に努める。

真夏や真冬でも快適に作業ができるよう、4 階の西側倉庫区画には作業用空調を基本設備として設置。テナントの雇用確保や初期投資の低減に寄与することを目指す。施設内計2カ所にカフェテリアを設置予定。

さらに、アルバイトも含めた全ての従業員向けに、東急不動産独自の福利厚生サービス「Worker’s Garden(ワーカーズガーデン)」を提供。同社が運営する商業施設や宿泊施設の優待利用などを可能にする。

環境配慮の面では、「CASBEE」最高ランクのSランクを「LOGI’Q」シリーズで初めて取得する予定。同じく環境配慮の「ZEB認証」最高ランクの「ZEB」、および「BELS」の最高ランクの5スターも同様に取得する計画。

加えて、環境負荷軽減サービスとしてテナント向けに同社の再生可能エネルギー発電所由来の電力「ReENE グリーンエネルギー」を提供。テナント自身や荷主企業の脱炭素への取り組みを後押しするとともに、屋根上太陽光発電による生グリーン電力の施設内利用を実現し、電気使用料の安定にも寄与する。

4階西側区画の一部に、民間デベロッパーでは日本で初めて地域を絞って次世代高速通信を利用可能にする「ローカル5G」のR&D(研究開発)区画を設置することに加え、一部の区画は入居後すみやかにローカル5Gを導入できるインフラを整備する予定。


(いずれもプレスリリースより引用)

■ LOGI’Q南茨木 物件概要
所在地:大阪府茨木市蔵垣内 1丁目53番
用途地域:工業地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
敷地面積:64,509.91㎡(19,514.25坪)
延床面積:161,538.67㎡(48,865.45坪)
建物構造:S造 4階建
着工:2022年6月1日
竣工:2024年1月(予定)
設計施工:西松建設株式会社
事業主:合同会社ユニーク ※東急不動産株式会社がプロジェクト・マネジメント業務を受託
コンストラクションマネージャー:山下PMC株式会社
トラックバース:336台
駐車場:普通自動車255台、トラック待機場21 台
バイク置き場:42台
駐輪場:156台

(藤原秀行)

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