兵庫・尼崎のセンター生かし商品配送レベル向上へ
楽天は2月7日、関西を地盤にインターネット通販の配送センター運営代行などを手掛ける関通(大阪府東大阪市)と物流分野で業務・資本提携すると発表した。
関通が実施する第三者割当増資を楽天が引き受け、発行済み株式の9・9%を取得する予定。同社が兵庫県尼崎市に展開している物流センター「関西主管センター」約1万坪のうち、3月から約4000坪を楽天のeコマース向け拠点「Rakuten Fulfillment Center Amagasaki」として稼働させ、購入した商品配送のサービスレベル向上を図る。関通は楽天からの出資分を同センターの設備投資に充てる。出資額は開示していない。
関通の「関西主管センター」(同社ウェブサイトより引用)
(藤原秀行)