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大和物流が福島・本宮の物流拠点を建て替え、床面積6倍に拡張へ

大和物流が福島・本宮の物流拠点を建て替え、床面積6倍に拡張へ

1.16万㎡で23年6月完成予定、電子機器や通信機器関連の需要増に対応

大和物流は9月1日、福島県本宮市の物流拠点「福島物流センター」の建て替え工事を開始したと発表した。


完成予想図

福島物流センターは1998年9月に竣工。建材や電気設備などを中心とした保管・輸配送拠点として運営してきたが、近年は物流需要が増えている電子機器や通信機器関連にも対応するとともに3PL事業の拡大を図るため、建て替えを決めた。立て替え工事中は外部倉庫を使って営業を継続する。

従前の平家建てから地上3階建てにし、延床面積を約6倍に拡張して在庫保管や荷役作業力を増強する。完成は2023年6月の予定。竣工後は立地優位性と充実した施設仕様を生かした幅広い物流ソリューションを展開する計画。

東北自動車道の本宮ICから約5.2キロメートル、東北道と磐越自動車道が交わる郡山JCTから約8キロメートルと近接。東北エリアと首都圏を結ぶ長距離輸送の中継拠点としての活用も可能とみている。


広域図

湿気に強く、ほこりも入りにくい高床式ホームを採用。ロールボックスパレット(かご台車)などの車輪付きの機器を接車したトラックに直接積み込めるため、出荷頻度の高い商品の取り扱いにも適している。トラックバースの半面はひさしの幅を20メートル確保し、袖壁を設置しているため、強風や雪などの天候に左右されることなく入出庫作業を行える。

働き方改革関連法によりトラックドライバーの労働時間の上限規制が適用され、ドライバーが1日に走行できる距離が制限されるなどの「2024年問題」が注目されている。物流業界では中継輸送による輸送距離の短縮などの物流効率化に対するニーズが高まっている。

同社は全国で物流施設の開発を進めることで、事業基盤の強化を推進。東北エリアは仙台市に「(仮称)仙台扇町物流センター」(2022年11月末竣工予定)を開発中。建て替えでエリア内物流ネットワークを一層拡充させたい考えだ。


東北エリアの事業拠点(いずれも大和物流提供)

【施設概要】
名称:大和物流株式会社「福島物流センター」
所在地:福島県本宮市本宮字名郷12-3
敷地面積:8,424.44㎡(約2,550.00坪)
延床面積:11,686.50㎡(約3,535.17坪)
構造・規模:鉄骨造 地上3階建て 高床式
床荷重:1階: 2.0t/㎡、2・3階: 1.5t/㎡
搬送設備:貨物用エレベーター2基(3.6t:1基、4.6t:1基)、垂直搬送機1基(1.5t)
アクセス:東北自動車道「本宮インターチェンジ」から約5.2km
最寄り駅:JR東北本線「本宮駅」から約2.1km
着工:2022年8月31日
竣工:2023年6月20日
稼働:2023年6月21日
施主:大和物流株式会社
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
運営:大和物流株式会社

(藤原秀行)

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