ウェブとチャットで完結、利便性・生産性向上図る
鴻池運輸は9月29日、輸出入関連業務を包括的に効率化するサービス「KBX(ケービーエックス)」の提供内容を9月30日に拡張すると発表した。
今年4月に輸送手配や進捗確認など一部機能で先行的にサービスを開始していたが、新たに見積もりを可能にするほか、これまでの海上貨物に加えて航空貨物の輸出入業務の取り扱いも開始。海上・航空輸出入に関する全業務がオンラインで支援可能となり、顧客の国際物流業務における利便性・生産性向上に貢献できると見込む。
併せて、「KBX」のサービスロゴを策定した。
今後は輸送・物流作業などのパートナー企業向け物流サービスの提供や、多言語対応によるグローバル展開といった機能強化を想定。電話やメール、ファクスX、紙の書類が広く使われてきた国際物流業務のDX化を加速し、手続きの効率化・品質向上を後押ししたい考え。
■「KBX」サービスロゴ
(プレスリリースより引用)
◎「KBX」の由来
K:KONOIKEグループ
B:つながる「Borderless(境界がない)、Beyond(~を超える)、Bridge(橋渡し)」
X:無限の可能性「X(cross)-border(越境する)」
■「KBX」の現状と拡張後のサービス概要
現状 | サービス拡張後 | |
サービス内容 | 海上輸出入業務の見積もりを除く、手配の依頼から完了までオンライン一元管理 | ・海上輸出入業務の①手配の依頼、②見積もり、③進捗確認、④手配完了までオンライン一元管理 ・航空輸出入業務の①手配の依頼、②見積もり、③進捗確認、④手配完了までオンライン一元管理 |
特徴 | ・Webサイトの顧客専用マイページにおけるサービス提供でセキュリティを担保 ・輸出・輸入業務の手配を簡単に依頼可能 ・タイムリーな手配状況の確認が可能 ・シンプルな会話を可能とするチャット機能搭載 ・依頼した案件情報・進捗が一画面で確認可能 |
(藤原秀行)