大伸化学、埼玉の物流委託先運送事業者を完全子会社化

大伸化学、埼玉の物流委託先運送事業者を完全子会社化

基盤強化と領域拡大図る

大伸化学は10月3日、埼玉県越谷市の運送事業者「山崎梱包運輸」の全株式を同日付で取得、買収したと発表した。取得額は開示していない。

山崎梱包運輸は1974年設立。大伸化学の東日本地域におけるタンクローリー、コンテナ、ドラム缶、石油缶の配送を手掛けている。完全子会社化し、物流の基盤強化と事業領域の拡大を図る。

山崎梱包運輸に関しては、2020年3月、子会社化する方針を公表。しかし、株式取得などの条件が折り合わず、いったん子会社化の検討を取りやめた。その後、経営環境の変化を踏まえ、あらためて子会社化の検討に入っていた。

山崎梱包運輸の22年3月期の売上高は6億8400万円、営業利益は500万円だった。

(藤原秀行)

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