資材・物資の調達やリスク対応、保険・金融商品提供など想定
ハコベルは10月4日、荷主企業や運送事業者、個人ドライバーら多様なステークホルダーが参加可能なパートナーシッププログラム「ハコベル サポーターズプログラム」を立ち上げたと発表した。
ハコベルはラクスルとセイノーホールディングス(HD)が共同で出資。輸送業務の効率化支援サービスなどを展開しており、企業間の垣根を越えて多様なサービスを利用し合える「オープンパブリックプラットフォーム」の構築を目指している。今回のプログラムもその一環。
ドライバーが安心して配送業務に従事できる環境を提供するため、必要な資材・物資の調達サポート、トラブルにおけるリスク対応、保険や金融商品の提供など運送会社向けのサポートを想定している。荷主企業などハコベルのサービスを利用している企業向けのサポートも対象とする。
【想定しているパートナー例】
登録運送会社やドライバ―に対する各種サービス
・運送会社・ドライバーにとっての必要資材:
車両リース/購入、車両整備/車検、タイヤ、ガソリン、ユニフォーム、台車、スマホ周辺機器、等
・運送会社・ドライバーにとって収入アップとなる機会:
車両を活用した広告、等
・運送会社・ドライバーにとっての業務サポート:
保険・金融サービス、法律相談・トラブル対応・確定申告代行などのサービス、ソフトウエアの提供(経理ソフト、配車表など)
荷主に対するサービス
・ハコベルを活用した配送網拡大、配送時間短縮
・ハコベルとともに荷主への便益提供
ハコベルに対する提案
・ハコベルとのプロダクト・システム連携
・ハコベルの営業代行、ソフトウエアの販売代理店
ハコベルサービス実績(2022年8月末時点)
セイノーホールディングス サービス実績(2022年3月末時点)
(藤原秀行)※写真は全てハコベル提供