越境ECの利用拡大受け、利便性向上図る
オープンロジは10月17日、EC関連の物流を包括的に支援しているサービスに関し、ユーザーが選択できる海外配送に同日、フェデックス エクスプレスを追加したと発表した。
ユーザーのEC事業者は専用の送り状、インボイス発行などの手続きをすることなく、フェデックス エクスプレスを使えるようになった。
オープンロジは、これまでにもEMS(国際スピード郵便)や国際eパケットなど、様々な配送キャリアとの連携を通じて、越境ECを展開する事業者を物流・配送面から支援してきた。最近の円安傾向などで越境ECへ参入する事業者が増える中、特に高価格帯の商品を販売する事業者からは「海外の顧客へ配慮した対応ができる高品質な配送を利用したい」との要望が多く寄せられているのに対応。世界を広範囲にカバーしているフェデックスを追加することで利便性の向上を図る。
サービス利用者向けシステムのポータル画面上で配送方法をフェデックスで指定できる上、輸送する荷物の追跡も可能。
(藤原秀行)