賃貸借契約6施設目、ネット通販の基幹物流拠点に
プロロジスは2月15日、茨城県つくば市で、アパレルのインターネット通販を手掛けるZOZO向けのBTS型物流施設「プロロジスパークつくば2」を開発すると発表した。
建設予定地は圏央道のつくば中央ICから約8キロメートル。地上4階建て、延べ床面積は約11万800平方メートルを計画しており、2020年9月末の完成を見込む。ZOZOの賃貸借面積は約9万9000平方メートル。
将来の自動化設備導入に備え、ワンフロアで最大約2万6000平方メートルを確保する方向。
「プロロジスパークつくば2」の完成イメージ(プロロジス提供)
ZOZOは12年から千葉県習志野市の「プロロジスパーク習志野4」を1棟借りしているほか、同県内の「プロロジスパーク千葉ニュータウン」「プロロジスパーク習志野3」も利用。
他にもつくば市内でBTS型として、「つくば2」から約6キロメートルにある「プロロジスパークつくば1-A」を使っているほか、今年9月には「プロロジスつくば1-B」が完成予定。プロロジスの施設を重点的に活用しており、同社と賃貸借契約を結ぶのは「つくば2」で6件目となる。
ZOZOはつくば市の3拠点を一体的に展開、基幹の物流拠点として自社のサービスレベル向上につなげていきたい考えだ。
(藤原秀行)