メルカリ、マンションの宅配ロッカーからフリマで売れた商品の発送可能に

メルカリ、マンションの宅配ロッカーからフリマで売れた商品の発送可能に

ヤマトやフルタイムシステムと連携、24年3月までに全国3000棟で導入目指す

メルカリと宅配ロッカーを手掛けるフルタイムシステム、ヤマト運輸の3社は11月22日、フリーマーケットで売れた商品を11月24日から、ヤマトによる「らくらくメルカリ便」を利用し、フルタイムシステムが展開している「フルタイムロッカー」で発送可能にすると発表した。

3社は2024年3月までに、全国3000棟(約30万戸)のマンションで発送可能にしたい考え。

メルカリとヤマト運輸が組んで提供しているフリマの商品配送サービス「らくらくメルカリ便」は2015年4月のサービス開始以来、利用が広がっている。20年11月にはヤマトのEC事業者向け配送商品「EAZY(イージー)」を導入し、置き配を含めた多様な受け取り方を可能にするなど、購入者の利便性向上に向けた取り組みを継続している。

フルタイムシステムともタッグを組み、フリマ取引商品の発送窓口拡大を決定。自宅マンション内で24時間365日、いつでも好きな時間に、非対面で配送手配を完了することができるようにし、フリマ出品のハードルを下げて利用をさらに促進したい考えだ。

■発送方法

①「メルカリ」に出品
②配送方法に「らくらくメルカリ便」を選択。発送方法に 「宅配ロッカーPUDO」を選択
③取引成立後、梱包(発送伝票は不要)
④取引内容を「フルタイムロッカー」に入力し、ロッカーのボックス内に商品を入れる
⑤ヤマト運輸が「フルタイムロッカー」から荷物を集荷し、発送手続き完了

(藤原秀行)※写真などは3社提供

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