SGHD、保有する日立物流全株式をTOBに応募し売却へ

SGHD、保有する日立物流全株式をTOBに応募し売却へ

売却益316億円計上見通し、業務提携は継続

SGホールディングス(HD)は11月24日、保有する日立物流の全株式を、米投資ファンドKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)の関係会社が実施しているTOB(株式公開買い付け)に応募、売却すると発表した。

現在、SGHDは日立物流の発行済み株式の約6.1%(自己株式分除く)を保有しており、TOBが成立した場合、全株式売却で2023年3月期の第3四半期(10~12月)に投資有価証券売却益約316億円を計上する予定。

SGHDと佐川急便は2016年、日立物流と業務・資本提携契約を締結した。SGHDはTOBへの応募で全株式を手放しても、日立物流と業務提携は継続するとあらためて強調している。

(藤原秀行)

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