GLRインベストメント、ガウ・キャピタルが取得した首都圏の物流施設5カ所のAM業務受託

GLRインベストメント、ガウ・キャピタルが取得した首都圏の物流施設5カ所のAM業務受託

事業発足から約4年でAUM1500億円規模に成長

物流施設に特化した不動産コンサルティング事業を手掛けるジーエルアールインベストメント(GLR)は12月1日、香港を拠点とする不動産投資ファンド運営大手ガウ・キャピタル・パートナーズが運用するファンドが11月30日付で取得した首都圏所在の物流施設5カ所のアセットマネジメント(AM)などの業務を受託したと発表した。

GLRは取得した一部物流施設で大規模なリノベーション工事やリーシングを含めた物件運営、SPC(特定目的会社)運営までのAM業務全般を担う。物流施設専業として培った開発、運用、リーシングの経験と知見を生かして優良なテナントを誘致し、リノベーション工事後の早期安定稼働化を図る。

GLRは2019年から物流施設に特化したAM事業を開始し、大手国内リース会社、大手外資系金融機関やグローバルファンドをはじめとする、幅広い顧客層に対しAMサービスを提供してきた。

今回、ガウ・キャピタル・パートナーズからの受託により、GLRが開発・運用管理する運用資産残高(AUM)が約1500億円に達した。運用する開発案件の竣工後には運用資産残高が1600億円を超える見込み。

【取得物件概要】
①千葉県印西市
敷地面積41,737.27㎡(約12,625.52坪)、延床面積83,695.44㎡(約25,317.87坪)

②埼玉県蓮田市
敷地面積23,493,28㎡(約7,106.72坪)、延床面積34,723.77㎡(約10,503.94坪)

③神奈川県相模原市
敷地面積5,868.76㎡ (約1,775.30坪)、延床面積11,917.70㎡(約3,605.10坪)

④神奈川県厚木市
敷地面積16,754.54㎡(約5,068.25坪)、延床面積32,854.44㎡(約9,938.47坪)

⑤茨城県常総市
敷地面積27,756.87㎡(約8,396.45坪)、A棟 延床面積12,096.37㎡(約3,659.15坪)/B棟 延床面積12,192.08㎡(約3,688.10坪)

(藤原秀行)※写真はGLR提供

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